One hour

ひと月の中のたった60分。
この時間が、私にとって最も大事な時間です。
たった1人でギターを奏で、そこにいる方々に音楽を届ける。
2.3曲演奏した頃から、場の空気が変わってくるのが分かる。聴いてくれているという事をとても感じる。
私はどんどん私を失って、この楽器に支配されてていくようだ。
そんな感覚、此処でしか得られない。

開演前、お店はてんやわんやの大忙しで、私が店に来たことを認めても、今だけは頼むから声をかけないでというオーラを感じる。
やっと全員が席に着いたところで、ホール長と目が合った。
こんな時、ジョークでも言うべきかなと思い彼に言った。
「お水注いで回ってこようか?」
すると、彼は冷静に客席を見渡してるではないか。「そーですねぇ」
そして、ほんのひと時だけスタッフとして働かせてもらった。
おかげで、緊張もほぐれましたよ。

私は、ディアカップが大好きです。いつまでもここで演奏していきたい。
そのために、これからもさらに努力します。
まだまだなのです。