よく鳴いてよく喋った

それまでは、真冬の雪山は静かなものだと思い込んでいた。

先日登った山は、登山口からすでに積雪があり雪も降っていた。
アイゼンが刺さる音と自分の息づかいしか聞こえない中、上り詰めると急に天気が回復してきた。
いつもであれば西からの冷たい風で止まっていられない山頂も、その日は珍しく風もなく穏やかだった。太陽の光が暖かかったので、ゆっくりと昼食をとった。

そんな陽気の中、ふと鳥の鳴き声に気が付いた。暖かな光に誘われてどこからかやってきたのだろう。
辺り一面真っ白な中にさえずる鳥。
お前も春を待っているんだな。

1月と2月、それぞれ一回ずつライブが延期になったり、休みが無くなったりしたけれど、それもまあ今だけのこと。
それよりも、ディアカップで今回も演奏できたし、たくさんの方に聴いていただけたのだから十分満足。

このシリーズはもう6回目となり、毎回違う曲をお届けしているので、61曲。
12回目が終わった時には、自分がどうなっているのか少し楽しみです。

いつも暖かく迎えてくださる皆さん。良い意味でずっと変わらないお店。
自分のやってることはとーっても小さい事なんですが、求めてもらえる限りは続けていきたい。先の事は考えず。
暖かいから鳴けるのです。