Fugue

何か目標を定めておかないと、ダメ人間になりそうなので、音楽で2つの目標を決めている。

そのうちの一つは、バッハに少しでも近づくこと。
毎日取り組み、昨日くらいからやっと繋がってきた。弾いている自分と聴いている自分が分離するようになってきた。
クラシックのどの曲でも、ここまで来てやっと2合目くらい。この曲に関してはここまでで約2ヶ月。先は長い。

フーガなので、同じフレーズが様々な階層や色合いでひょっこり出たり入ったり。乗っかったり埋もれたり。
これはまるで念仏のようだ。修験者が真冬に滝に打たれながら唱える念仏に似ている。祈りだ。早い収束を願いつつもこの苦行が快楽に変わる。そんな事を感じながら分離した私は少しだけあちらの世界へ行ける気がする。
でも、まだまだ遠くから眺めてるだけ。

きっとこの暇人生活がなければここまでも来てないだろう。山の上り始めの爽やかな気分、ああ来れて良かったと。


この曲はしかし、聴くより弾くための作品だな。