もっと身体全体を使って
曲の持つ情景や感情をよく理解して
楽譜の追っかけっこばかりじゃダメだ
表現するのじゃ!
偉そうな事ばかり生徒に言っときながら
私自身、そのことで悩んでいる。
楽器は技術無くしては操れない。
けれども技術だけでは歌えない。
どうしたらもっと想いを表現できるのか、
そのことで頭がいっぱいなのである。
今回のライブには色々な思い入れがある。
20年ほど前にジャズを勉強し始めた頃に、ジャムセッションに通い詰めた店、クロスロード。
学び、盗み、怒られ。
マスターに、ギターええやんと褒められた事もあった。
あれから時は流れて、その頃には想像してなかった事をしてる今の自分。
きっと二十代の頃を思い出しながら弾く事でしょう。
伝わるかどうかより、無我夢中でその時間を楽しむ。
それが表現だと思う。