日が長くなり、雪が溶け、桜が咲き、散り、葉をつける頃
辺り一面生き返っていく。
つい先日、山でキャンプをした時。
夜中に目が覚め、まだ辺りが暗いなか雪の残る小高い丘まで登った。
漆黒の闇の一部がコバルトブルーになり、たちまち光が広がっていく。
朝が来た。
そして、それを待ちわびたかのように鳥たちが鳴き始めた。
街も山にも、春がやってきた。
山以外では引きこもっていた私にも、そろそろ出てきなさいという便りも届いた。
不思議なものだなと思うのは
やっぱり人は季節によって動かされてる事。