Ensemble

弦楽トリオ

この編成で自分のオリジナルを演奏できるなんて、考えただけでも鼻血が出そうなほど興奮していた。
長い時間をかけて2人のパート譜を作成し
いざ合わせてみると、それは私の想像を超えるものとなって嬉しかった。

けれども

合わす回数が増えるほど何か物足りなさを感じるようになった。
それはきっと、他のクラシックなどの曲に比べて自分の曲が薄っぺらく感じたから。
みんな、忠実に弾いてくれてるけど、それ以上ではない。

そこで、先日のリハーサルでは思い切って自分の曲に対する想いを打ち明けた。
2人は本当に真剣に耳を傾けてくれて、細かくメモを取ってくれた。
知ろうとしてくれた。

ジャズ、ポップスの人達とやっていると、一曲に対する理解を深める事を、言葉を使ってはあまりしない様な気がする。わざわざ言わなくても感じるよ、任せとけ
みたいな。

その悪い癖が自分にもあって、大事な事を伝えてなかったのだ。

その後、3人で合わせたその曲たちは見事に動き出した。
とても生き生きとしていて、別人が弾いてるみたいだったのだ。

これこそがアンサンブル。
皆で作り上げて来た音楽がもうすぐ花咲きます。
まだ残席はわずかにあるようですよ。