演奏家の役割

演奏活動をしていると、聴いてもらって当たり前と思うようになるものだ。

今日は、一体どのタイミングで始めたらいいのかわからなくなるくらい店内は騒然としていた。
満席に近い中、聴く体勢はおふたりだけ。
その他みなさん、お話に花が咲きまくり。
とりあえず始めてみるも、自分の音がよく聴こえない。

以前なら、気を引くために派手な曲でもって聴いてよねアピールをするところ。
しかしここはあくまでも平常心を保とうと、自分とギターとの関係を構築する事に意識を集中した。
どんな状況でも、見失わない事がここで演奏する上でのテーマなのだ。

数曲演奏した頃から、拍手をいただけるようになった。
会話の花は咲き乱れていても聴いてくれていたのだ。

演奏する者にとって、静かな空間でたくさんの方に聴いてもらえることは何より嬉しいことではあるけれど、自分の音によって空間が華やかになり人々が優しい気持ちで目の前の人と幸せな時間が過ごせるなら私が弾く意味がある。

そう思わせてくれた1日でした。
たくさんお越しいただいてありがとうございました。次回は4/12です。

明日からまたクラシックに取り組みます。
弾く機会と時間が目の前に与えられている幸せと充実感を感じながら、毎日を過ごしています。