ソロギターのレコーディングが終わった時、自分の心境は一体どんな感じなんだろう。
今苦しんでる分、それはもう晴れ晴れとした爽快感だろうな。
そう思っていた。しかし。
レコーディングの日を迎え、すべてを録り終えた後、予想を遥かに超える憂鬱が襲ってきた。
言葉では言い表せないくらいの暗い闇に突入してしまい、不安なきもち。
「産後うつ」
そういえば前作のレコーディングの時もそうだったよな。
出来上がった音源をいただくときにレコーディングエンジニアの南川さんに言われた一言。
「一旦クールダウンして三日後くらいに聴くといいですよ」
我慢できずに二日後の今、聴いている。
非常に荒削りではあるけど、一人で長い間迷いながらも、積み重ねてきたものが一枚のCDに収めることができたように思います。
聴いていると自分が自分の音で少しずつ癒やされていく。
Bel Suonoの3枚目のアルバムと同じギター、スタジオ、エンジニアなのに音が格段に向上している。
ホセ・マリンの軽やかな高音が豊かに響いている。
本当に大変だったけど、初めて一人で作品を創ることができたことを嬉しく思う。
今回のレコーディングで強く感じたこと、それは「練習は裏切らない」ことです。
大体の曲を3テイク以内で決めました。やれば出来る子でした。
これからジャケット制作や、販売するための諸々の作業に入ります。アルバムタイトルも決めないと。
その前に確定申告だ。英語ではFinal returnだって。タイトルにいいかも。
久々に安全地帯を唄いたい。
ありがとうございました。
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