先日、ある人とこんな話をしました。
音楽は平和で豊かでないと楽しめない。
本当にそうなのか?
苦しみや悲しみの中で音楽によって救われることもある。
それは、一部の人のためだけにあるわけでなく、聴いたり弾いたりする事で癒されるすべての人のために音楽は、ある。
そして、それを人に聴いてもらう時。自分が演奏する時。
物音ひとつない、苦労せずとも集中できる環境でなければいけないのか。それともなかなか集中できない状況で、それでもしっかりと伝え伝わるのか。
すべての人に好きになってもらおうとは最初から思っていない。
自分のもっとも納得いく演奏ができた時、共感してもらえたらそれで十分。
音楽を通じて、人と人が出会ったり、心の闇に光が差し込んだり、体が動いたり歌いたくなったり。
そのどれか一つでも感じてもらえたら、これ程嬉しい事はありません。
ガレリアにお越しいただいた皆さん、嬉しかったです。ありがとうございました。