弾き続ける事、弾き続けられる事

ギターを弾き続ける事、それは大して難しいことではないだろう。
音楽を愛して、楽器を愛していればできる。

難しくなるのは音楽を商業的に見た時だ。

自分の音楽が多くの人に必要とされているかどうか。
且つ、それにお金を払う価値があるのか。
自分の場合、この基準なしには未来は考えられない。

だから毎回ライブは命懸けでやる。
誰も来なくなった日には演奏活動をやめる覚悟をもって。
ソロライブの終わった翌々日は本当に抜け殻になります。翌日はまだハイなんですが。

若い頃はまったくそのような意識は無かった。
ライブは、聴いてもらいたいからよりは弾きたいからしていた。
集客も手を抜いて、来てくれたほんの数名の客を前にふざけた演奏をしていた。

今、そんな馬鹿な自分への懺悔の気持ちが音楽を続けるエネルギーにもなっている。
まともな演奏家として人様に認められるように日夜ギターと過ごしている。
ふと考えたのだが、ギターと一緒にいる時間の方が家族との時間よりも長いのだ。
気持ち悪いくらいベタベタしてたんだと思うと同時に、当たり前の事だとも思う。
命懸けなのだから。

なんとかここまで続けていられるのは、ライブごとに、ほんの僅かだけど成長できているから。
オリジナルが増えていき、楽器を少しずつコントロールでき、思いを音に託す事ができる。
下世話な話、売り上げも大事な事。
そういった色々な要素が、今のところ何とかクリアーしていけてるからこそ頑張れています。

言うまでもありませんが、何度でも言います。
みなさんおかげです。
ありがとうございます。