大切なライブがまたひとつ終わってしまいました。
前日の晩、寝付けない。
ついつい入り時間よりも大幅に早く着いてしまう。
一曲目で指が震える、そんなクレオールの魔力に今日も取り憑かれてしまいました。
あのステージは数々の一流プレイヤーたちが競演してきた場所だけに、プレッシャーが半端じゃ無いんです。僕にとってはまさに聖地です。コロッセオです。
そんな場所にたくさんの方にお越しいただいて、最後までものすごい集中力で聴いていただいて。
言葉に表せないほどの感謝の気持でいっぱいです。
このライブの間、なぜか岡本太郎さんがずっと頭のなかにあったのです。朝、電車の中で知ったこの偉大な芸術家の言葉が大いに力になりました。
演奏活動をしていると、自分が大事にしていることと聴く人が僕に期待してくれることのギャップを感じることがあります。そのギャップは埋めるのではなく、楽しめたらいいのではないかと思いました。
Solo、当たり前ですがすべて独りです。孤独の暗闇があるからこそ光の暖かさを感じることができる。やっぱりこれでよかったのかな。
終演後、みんな帰っていく。マスターと山談義を交わして少し肌寒くなったハンター坂をくだる。さらに孤独は増す。
でも、三宮には素晴らしい場所がある。そこはガード下。
昼間っから酔っ払ってるおっちゃんたちに混じって、最高のビールに酔いしれて帰りました。
たくさんの差し入れもありがとうございました。みなさん僕の好物をよくご存知で(笑)
さーて!明日からまた頑張ります!!!